知らない間にヘタレてた


シズル 「ナツキ、そないにニヤけて、どないしはりましたん?」
ナツキ 「ん?窓の外を見てみろ。」
シズル 「あれ、なんどすか?」
ナツキ 「知らん。」
シズル 「知らんって。それに生徒さん、何人か巻き込まれているようやけど・・・。」
ナツキ 「そうだな。エルスティンと、アリカとシホ、それにニナだ。」
シズル 「そこまで把握してはって、で、なんでにやけてはるの?」
ナツキ 「遥昔の学生自体のことを思い出していた。」
シズル 「ああ、そういえば、下着騒動の件どすな?」
ナツキ 「あの時、私もあんな感じに汚された。」
シズル 「・・・。」
ナツキ 「今回も汚れのヘタレだったらと危惧していたが・・・。」
シズル 「あれをみて、その対象が変ったと?」
ナツキ 「うむ。先駆者としては、心温まる光景だな。」
シズル 「それは、校長としてどうですやろ?」
ナツキ 「心配するな。すでに手は打ってある。」
シズル 「もしかして?」
ナツキ 「そうだ。ナオにマテリアライズの許可をした。」
シズル 「ナツキが承認しゃはったん?」
ナツキ 「ああ、そうだ。」
シズル 「それでやね・・・。」
ナツキ 「どうした?なにが、それでなんだ?」
シズル 「ナオはん、えらい赤い顔して出ていかはるなぁって思うててんよ。」
ナツキ 「し、シズル?な、なんだそのダークオーラは!」
シズル 「ウチでもよかったんちゃいます?」
ナツキ 「いや、自分の部屋係の後始末はコーラルの務めだろう。」
シズル 「それでも、ほかの人にあんなんするの、いややわ。」
ナツキ 「し、シズル?」
シズル 「なあ、ナツキ?ウチにもチュッてして!」
ナツキ 「シズル?!ちょっとまて!ここは校長室・・・。」
シズル 「ええよ、どうせ誰も入れへんようにしてあるし。」
ナツキ 「お、おまえ、確信犯か?」
シズル 「なんと言われようと、ナツキはウチのもんどす!」
ナツキ 「し、シズル!あっ、だ、だめ!」


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